紫草色(むらさきいろ)とは
オリジナルニット美和 代表 杉 美和子
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古代から紫草(むらさき)色は、その美しさと、その根の持つ薬効から、大変貴重なものとされ、また万葉集や枕草子にも登場、日本文化の中に深く根をおろしてきました。
それは、中国や古代ヨーロッパも同様で、正しく古今東西を問わず、その優雅性、神秘性、永久性を象徴し、最も高貴な色とされてきました。
しかし、この紫草(むらさき)は化学染料の台頭により、それまで営々と育み、引き継がれた栽培や染色の技術と共に姿を消し、現代では絶滅危惧種指定の幻の植物となってしまいました。
この“紫草”(むらさき)を石川貴啓氏は、20年以上の歳月をかけて栽培し、復元・普及を成し遂げられました。
オリジナルニット美和は、石川氏とのライセンス契約を結び、編みの世界で唯一、紫草染糸による“紫草染装束”シリーズを実現させました。
また石川貴啓氏の染色と共に、ART BOX IN JAPAN『現代日本の衣匠』Vol.1に編物作家として作品が掲載されています。
2004年10月
石川貴啓・紫草染世界展出展作品